Greeting
 ごあいさつ 



障害福祉の夜明け前と言われた2002年
NPO法人光の岬(さき)福祉研究会は 弘前市の小さな保育園の二階で誕生しました

これまで私たちは
心身に障がいをもつお子さんとそのご家族の方の生活に焦点をあてながら
不足している必要な支援のことや
障害のない人たちと違うことで
肩身の狭い思いをしなくてもいい社会のあり方を共に考え
障害福祉に関わる活動や事業を通じて
多くの人たちの 住み良いまちづくりを進める
活動を展開してきました

法人の設立から十五年が経ち
待望されていた
今と将来の生活に必要とされる支援や仕組みづくりは
その多くが法制度に定められるようになり
幼児期から成人期も含め
障害福祉サービスというカタチで
今も進展を見せています

その一方で
健常者と障害者 普通と特別など
人という存在や生き方を二分するような
目には見えづらい
「線や枠」みたいなものがより明確になり過ぎて
「あいまい」であることが許されない風潮が強まり
ゆとりのようなものが失われはじめ
大勢とは違うことが理由で
窮屈さや生きづらさを抱えて生きている人たちが
障害の有り無しに関係なく
増えているような気がします

実のところ
人という存在は多様で 生き方はいろいろあって 生活もさまざまなのが
人や世の様(さま)なのではないでしょうか

そこで私たちは
何かを二分するような「線や枠」を気にしたりしなかったりしながら
その境目や真ん中くらいにありそうな
どっちつかずの「あいまい」とか「ゆるさ」の中に在る
あそびやゆとりみたいな部分がちょっと広がることで
もう少し楽に居られる場所だったり
もう少し楽に生きていける人が増えるのではないか
と考えています

何かの枠にはまる人も その人なりに
何かの枠にはまったりはまらなかったりする人も その人なりに
何かの枠にはまらない人も その人なりに

あいまいやゆるさみたいなところからも生まれる
「新しさ」「珍しさ」「面白さ」を大切にしながら
これまでの福祉に捉われない活動や福祉事業を展開し
窮屈さの少ない 何となく住みやすいまちづくりに貢献する
NPOとしてその役割を果たしていきます


代表 太田 真





Service
サービスについて


【放課後等デイサービス】

放課後や土日・長期休暇の時に、一人一人のやってみたい遊びだったり、みんなでいっしょに楽しんだり、ほんのちょっと勉強みたいなこともしながら、大人の人(スタッフ)と一緒に過ごしています。


【移動(外出)支援】

買物や映画、街ぶらやお散歩など、気ままにお出かけを楽しみたいけど「一人だと不安…」という方と、スタッフがいっしょにお出かけをして外出をサポートします。


【居宅介護】

お家の中での身の回りのことやご飯の支度など、その他必要な介護などをヘルパーさんがお手伝いをして日々の暮らしをサポートします。


Basic policy
 私たちが大切にしていること 大切にしたいこと



●遊び方もいろいろ 働き方もいろいろ 生き方もいろいろ 人生いろいろ

●社会の常識、障害福祉の常識に捉われすぎない ということに捉われてみる

●今の社会を生きぬく術も大切だけど もう少し生き易い社会の様子も考えてみる

●わたしの価値観をあなたに押し付け過ぎないように
 おとなの価値観をこどもに押しつけ過ぎないように
 世の中の常識をみんなに押し付け過ぎないように

●困ったときは おたがいさま

NPO法人 光の岬(ひかりのさき)福祉研究会
Address: 〒036-8342 青森県弘前市大字笹森町37-21
Phone:    0172-37-6546